先進医療とは、厚生労働省が定めた高度な医療技術を用いた最先端の医療技術のことです。眼科の分野では、『多焦点眼内レンズを用いた白内障手術』がこれに該当します。通常、保険外診療にかかる費用は全額自己負担となりますが、厚生労働省が認定した先進医療施設で先進医療の治療を受ける場合に限り、その治療費用は民間の生命保険などの先進医療特約の給付対象となり、また手術前後の診療には通常の健康保険が適応されます。
先進医療認定施設 | 通常の施設 | ||
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先進医療保険に 加入している方 |
先進医療保険に 未加入の方 |
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術前の検査費用 | 健康保険適応(1~3割負担) | 健康保険適応(1~3割負担) | 全額自己負担(10割負担) |
手術費用 | 全額自己負担(10割負担) | 全額自己負担(10割負担) | |
術後検診の費用 | 健康保険適応(1~3割負担) | 健康保険適応(1~3割負担) | 全額自己負担(10割負担) |